こんにちは
ワタシ開花カウンセラー
リーラ ミキ です。
ゲシュタルト療法ベーシック3回目の2日間
今回は渡辺トヨ子さんから学ぶことができました。
トヨ子さんにはトラウマケアについて学ばせていただいたことがあったので、お久しぶりの再会。
トヨ子さんのセラピストとしての在り方は目指すところでもあるので、今回またトヨ子さんにリアルにお会いでき、リアルに学びそのエネルギーにふれることができること、とても楽しみに当日を迎えました。
初日のチェックインでトヨ子さんがこうおっしゃいました。
「ゲシュタルトを知って、あるがままで怖くなくなった」
「自分が探しているものは、私の身体の中にあると気づいたことで楽になった」
それは、私が今まさに体感していること。
なので深く深く共感。
あらためて「ゲシュタルトに出逢えてよかった~」っていう気持ちが溢れました。
最初のエクササイズで、「自分自身と繋がる時間」が持てました。
トヨ子さんの鈴がなるまで、静かに、ゆっくり、私自身と繋がる時間。
その時間はただただ安心感に包まれ、
「あ~この感覚が私は心地よくて好きなんだよなぁ~」ってあらためて気づき、味わい、感じ、満たされる時間となりました。
そしたら、ふと、私の夫、娘、息子の姿が浮かびました。
それぞれが自分事でいろいろ頑張っている姿。
その姿が思い起こされ「私も頑張らないといけないのかな?」って思っている自分に気がつきました。
これは私の長年の思考のクセでもあります。
でも、安心感と繋がっていたからか、
「いやいや、みんなが生き生きと頑張れているのは、私が家で安心していられているからじゃん」っていう言葉が内側からでてきて
「私はただ安心していればいいんだよ」って言葉が、私自身から私へ、贈られました。
私、ほんと、自分に優しくなったなぁって自覚できました(*’ω’*)
ほわ~っと、より楽になって、より安心感に包まれました。
「今のこのままの私でいいんだ」っていう感覚いっぱいになりました。
ただただ嬉しかった♪
私はやっぱりもう、頑張らなくていいんだね。
私はただただ安心していればいいんだ~😊✨
受付のかよちゃんがこんな言葉をシェアしてくれました。
「気づきの中に、自分の真理・真実がある」
だから、
この気づきは、今の私の真理・真実。
この感覚を大事にしようって決めました😊
トヨ子さんからは、
〇我ー汝
について学びました。
ゲシュタルト療法におけるクライアントとファシリテーターの関係は、マルティン・ブーバーが提唱した対話の哲学「我ー汝」が基礎となっています。
人は世界に対して二つの異なった態度をとります。
ひとつが「我ー汝」の世界
もうひとつが「我ーそれ」の世界
そのふたつの世界の違いと、
主に「我ー汝」の世界について深く学び理解を深める時間となりました。
「我ー汝」は、無心である時、生じるもの。
「我ー汝」は、未分類の状態で一体化している。
それは瞬間的であり、刹那的であって、長続きはしない。
人間を尊敬し愛していると「我ー汝」になる。←これは後から気づく。
要は、意図なきところに「我ー汝」は起こる。
哲学博士の山口一郎先生の、乳幼児期の「我汝関係」を通しての「我ー汝」関係の説明の言葉
↓
「言葉をもたない、言葉以前の身体と身体が寄り添い、呼吸を同じくしている身体と身体との間を流れる、いわば関身体的な共有体験は人間のコミュニケーションの基礎ということになります」
「我ー汝」の話を聞けば聞くほどに、
私にとってそれは「セックス」で体験、体感したことで、
だから私にとってセックスは、とても大切で愛おしくて尊いことなんだ~ってことを、またあらためて納得したし腹落ちしました。
「我ー汝」の体験のグループシェアがあり、私はもちろん「セックス」のシェアをしました。
その後、トヨ子さんの提案で、全体の場でもそれぞれみんな、その体験のシェアをする流れになり、
私は一瞬「え、全体で?みんなに?」ってドキドキひるむ気持ちが湧いたんです。
セックスのことが大事で大切だと思っているのに、みんなの前でセックスのことを話すことに若干の躊躇がまだある私に気づかされ、
「こういう自分を解放するために、ゲシュタルトの場にいるんだ」と思いました。
「いい子ちゃん」「べきねば」それらを手放すプラクティス。
なのでドキドキしながらも、みんなの前でセックスのシェアをしました。できました!
またひとつ、枠が外れたように思います✨
そして、トヨ子さんが「ブーバーはセックスのことも言っています」って教えてくださいました。
やっぱりそうなんだ~!って思って、さらに私のセックスの「我ー汝」体験を自信をもってお話しできる!って思いました。嬉しい😊
この日は、皆既月食の日。
そんなスペシャルな日にこういう展開となり、
私はやはり「性」を伝えていくんだなぁって思いました。
私がセックスのことを伝えたいと思うようになったのは、まさに「我ー汝」の体験が大きい。
その体験を通して、私の中に宿った「安心」「信頼」のエネルギーが、今の私の基盤(大事なリソース)となっていると言っても過言ではなくて
その体感があるから、私は常に今ここで安心していられているというのがあるから、
みんなにもその体感を知ってほしい、というか、みんなもきっと知りたいんだろうなぁ、みんなそれをホントウは感じたいんだろうなぁって思うから
だから私は、性のこと、セックスのこと、ご縁ある方にはお伝えしていきたい!って思います。
皆既月食の満月のこの日、そう誓いました✨
ブーバーは、汝との出逢いを
「神様からの贈り物(恩寵)」
そう名付けているそうです。
ほんとそう!!って思いました。
まさにそれは神様からのギフトだと私も思っています。
そのギフトを受けとるために、体験するために、私たちはこの世に生まれてきている、とも思います。
言葉で繋がれないなら
身体で繋がればいい。
そのためにも、肉体はあるのだから。
今回も私自身のワークはなかったけど、
仲間のワークからの気づきを綴り残しておきます。
***
・小学校の恩師、田中先生の言葉「やればできる」に出逢う。
それをきっかけに田中先生とのことをいろいろ思い出すことができた。
(この後、小学校教諭復帰の流れになるのだけど、ここから始まっていたんだなぁw)
・「ごめん」と謝れるタイミングというのがある。
・トラウマを抱えていると前傾姿勢であることが多い。背中も丸まって、身体も固い。
なので身体をゆるめることはトラウマを癒すことにも繋がる。
・私がやりたいのは、みんなの中に安心(リソース)というギフトをプレゼントしたいということ。
リソースという感覚を知ってほしい、循環したい。
私の最大のリソースは「我ー汝」
「月」もリソース。
・言いたいことを言えない人のサポートをしたい。(トラウマ・ゲシュタルトセラピー)
・「月があったから生きてこれた」
私もそうだと思った。
月に「ありがとう」言ってなかったな、伝えようと思った。
・「ただ抱きしめてほしかった」
私もこれだった。だから性に惹かれたんだ。
・自分の守り方は変わっていく。
「なんで」って言えなかったあの時も、私は私をちゃんと守ってくれていた。
でも今はもう違う守り方に変わった。
それは「今度同じことがあったら行動を変えよう」と決めて、その時が来たときに実行できたから。
行動することで変われるし、変えることができる。
決めること。行動すること。大事。
・「セラピーは、セラピストの課題が浮かび上がる」をリアルに体感。
・自分の殻に閉じこもりたい人もいる。
自分の殻に閉じこもることはダメなことではないとあらためて知った。
そして、そんな有様に出逢った時、私は「そんなあなただからこそ、もっと近づきたい。もっとあなたのことを知りたい」と思ってしまう、そんな私に気がついた。
私はやっぱり内に閉じこもっている人にとても興味がある。とても惹かれてしまう。
「あなたはどんな人なの?」って意識が向いてしまう。
それは、私そのものであり(投影)私がそうだったし、今もそのスタイルが基本として備わっているからだなぁと気づいた。
・「セラピストはどうにかしようとしなくていいんだ」
「セラピストも素直に”どうしていいかわからない”って言っていいんだ」
トヨ子さんのワークでの在り方でそれが深く腹落ちした。
常に穏やかで、声のトーンが安定していて、何事にも動揺することなく、ありのままにその場にいる。
今、自分にできることを、淡々とやるだけ。感じたままにコンタクトしていくだけ。
そんなトヨ子さんのワークでの在り方に尊敬、感心しかなかった。
そんなセラピストに私もなりたい。
***
ゲシュタルト療法ベーシックでは、
理論を学びながら自分の課題に向き合っていく
毎回、深くて濃い時間を過ごさせていただいています。
自分の深いところにつながる体験なくして、人を本当の意味でファシリテートできない。
それは、知らない道をガイドできないのと同じ。
その言葉に出逢って、ホントそうだなぁって深く同意。
それで今、こうして毎月ゲシュタルトしています^^
トヨ子さんが最終日のチェックアウトでこうおっしゃっていました。
「いつまでも飽きの来ないゲシュタルト。好奇心をもって向き合っています。」
ほんと素敵。私もそうありたい。
そのためにもまず、自分自身に好奇心をもって向き合っていこうと思います。
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